-Nepal- エベレスト街道 Day 10
EBCトレッキング10日目。
本日もがっつりと歩き、行けるとこまで進む予定。
自分の体力次第だがどこまで下っていけるのだろうか。
朝7時30分。空気がひんやりとしていて気持ちが良い。
昨晩は疲れや、シングルユースで部屋も使えたことも重なり、ぐっすりと休めた。
行きとは違う景色の中を歩いていく。
アマダブラムも別角度から。
天気も良く美しい景色を眺めながらどんどん歩いていく。
行きは天気がすぐれず、雲が多かったので見ることができなかった景色も
帰りに見れて気分も上がってくる。
全体的に登りはあまりないのかなと思っていたけど、
途中、Tengbocheまでは登りが続き予想していなかったのできつかった。
所々は印象に残っているが、行きで通ったであろう路をすっかり忘れている。。。
つい数日前なのに、気持ち的には1週間くらいたっているような。
帰りにこの景色に出会えて良かった。
正面一部の山の中にエベレストがちょこんと見える。
来たときは雲が多くて全く見えなかった景色だ。
このままこちらに留まりたいけれど、先に進まないとならないので歩き出す。
ナムチェまで下りてきた。
今日はこのくらいでステイかなと思ったが、まだ先に進むらしい。
待機しているロバのように、少し暗い表情になる。。
どこまで下りるのか、先がみえず、疲れも溜まってきた。
途中動物に励まされ、
本日17時、タイムオーバーを迎えた。
朝7:30にスタートし17:00。よく歩いた。
エベレスト街道トレッキングの初日に滞在したJorsalle、Budha Lodgeに到着。
初日と、おそらく最終日の今回、同じ宿に滞在できたのはうれしい。
宿に着いたとたん、疲れがかなり襲ってきて、足がパンパンになり
歩くのもきつかった。明日大丈夫だろうか。
Pheriche - Jorsalle
23kmほどの距離を1日で歩いてきた。褒めてあげたい。
トレッキング初日は、この後どんな景色に出会え、
無事に目標まで歩くことができるのか、想像を膨らませ、ワクワクしていた。
そして、宿は、宿泊者も多く食事場所も結構混んでいた。
ほとんどが自分と同じで、行きの旅人たちだった。
最終日は、自分ともう一組、下山する人のみだった。
お互い顔を合わせて、あなたも下山だねと、笑いあう。
エベレスト街道を歩いてきて、見事に日焼けしているし、小汚いので
すぐに見分けがつく。
どこを歩いてきたか聞くと、エベレストのサーキットトレッキングをしてきたとのこと。
チョ・ラ・パスCho-La Pass越えして、ゴーキョリまで。
自分も、今回どこを歩いて見たいか出発前に迷いに迷った。
このゴーキョリまでのルートも検討していたものの一つだった。
写真を見せてもらったけどとても美しかった。
ゴーキョリも行ってみたくて、途中、ガイドさんと何度か相談はした。
あと何日か追加すれば歩けるよ。高度順応もできているし大丈夫と言われていた。
次のヨルダンへのフライトに間に合わせるとなると、きびしい。
ヨルダンのフライトを捨てて、ゴーキョリを選ぶか。
そしてダイアモックスも、もうなくなる。
この先またこの場所へ戻って来ることができるのだろうか。
留まりたい思いはかなり強かったが、下山を選択した。
明日、ルクラには確実に到着できるだろう。
飛行機が飛んでほしいような、もう少しいたいような複雑な気持ちだ。