habibi-traveller’s blog

--- No travel No life ---

-Azerbaijan- Baku City tour

今回滞在時間が短かったので効率よく見てまわる為、バクーから参加できる1日ツアーを事前に予約しておいた。
ツアーは入場料とホテルまでの送迎込みのもので、ビビヘイバット・モスクBibi Heybet Mosque、泥火山Mud Volcanoes、ゴブスタン国立保護区Gobustan National Park Museum, Gobustan Rock Art、ヤナルダグYanar Dag-burning mountain、アテシュガ火の寺院Ateshgah - Fire Templeに訪れた。
バクー近隣の見どころが十分に詰まった大満足のツアー。
ツアー会社とツアーガイドからの連絡は事前にあったので安心して参加できた。6人の少人数のグループツアーだったので融通が利いたのも良かった。イタリア、フランス、アメリカ、オーストリアからと国籍はバラバラ。車はミニバンだが後部座席が改装されており、なぜか3名が1列のシートに座り向かい合わせになる座席になっていた。



まずはビビヘイバット・モスク



イスラム建築は左右対称で建てられているので外観も美しい。
内装はさらにきらびやかで、








こちらのモスク、もとは13世紀に建てられた歴史のあるもので、スカーフを着用して見学をさせてもらった。
そしてカスピ海のそばにモスクが建てられているので、原油採掘の様子などが見渡せる。




次は、一番興味があったMud Volcanoes


天然ガスの力で起こる自然現象。ポコポコしている部分に火を近づけるとぶわっと炎が燃え広がる。
ガイドが実際に強風の中行ってくれたが、ガスって目に見えないから本当に不思議な現象だった。油断していると、泥が噴火したように火口から湧き上がってくる。
そしてこの泥の近くはかなり地盤が弱くあまり近づきすぎると足がとられて埋まってしまう落とし穴のようだった。


残念ながら、現在この場所にホテルを建築中で、オープン後敷地内はおそらく立ち入りが難しくなるのではないかとのことだった。









続いて、ゴブスタン国立保護区。


ロックアートと呼ばれている場所。古代の人が岩に描いた絵がたくさん鑑賞できる。
はっきりとかたちがわかるものから、想像力が必要なものまでと、幅広い。
たまたま小学生くらいの子供たちがが学校行事で見学に来ていて、先生が一生懸命説明していた。
子供たちの無邪気なハロー、ハロー攻撃はエジプトを思いだした。












ランチを挟みYanar Dag-burning mountainへ。


こちらも天然ガスの力で、365日24時間、発火し続けている場所。昔はこのような場所がもっとたくさんあったらしいのだが現在はこちらの1か所のみらしい。





ツアー最後の目的地は、アテシュガ火の寺院。


ゾロアスター教の寺院で、アゼルバイジャンゾロアスター教誕生の地説もあるが現在は多くの人がイスラム教を信仰している。
自分の勝手なゾロアスター教のイメージは、死後は肉食の鳥類に処理させる鳥葬のイメージ。(こちらの寺院では現在鳥葬は行っていないとのことだ。)
そして炎がシンボル的な存在となっている。ゾロアスター教は、火を神格化して崇拝の対象とみなしたり、火を神の象徴と見て宗教儀式に用いているようだ。









ツアー終了後、夕方にはホテルに戻れたが、旧市街まで歩いていく元気が残っていなかったので、前日の散歩で見つけたレストランで夕食。
チキンケバブとパンとチャイで10マナトくらいだった。地元の人や家族連れが利用するファミレスのようで、週末だったためライブ演奏も行われていて盛り上がっていた。


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約2日間の短い滞在を終えて、アゼルバイジャンでの心残りは、夜景を見に行けなかったこと。カーペット博物館に行けなかったこと。モールやスーパーなど行く時間がなかったこと。近代的な建物を間近で見ることが出来なかったこと。そして、マーブル模様の山。キャンディ・ケイン・マウンテンズ気になったが、今回の旅では断念した。

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バクー以外の街も見たくなったので、またアゼルバイジャンには再訪したい。