habibi-traveller’s blog

--- No travel No life ---

-Israel- パレスチナ自治区ベツレヘム

ベツレヘムまではエルサレムからローカルバスに乗って行く。
片道7シェケルくらいだったと思う。


パレスチナ自治区に入る前にちょっとした検問があり、バスが止められる。
観光客はパスポート、ローカルはIDカードのようなものを求められたら提示していた。
すぐ隣なのに、自由に行き来ができないのは不便だろうなとその時感じた。


ベツレヘムのバス停に着くと観光Taxiの客引きがいる。
効率よくまわるには、taxiが欠かせないので、いきたい場所を伝えて、金額を交渉する。




ふと見上げた空にはイスラエル側の偵察機が目に留まる。


日本に住んでいる自分には理解が難しいが、


今自分が住んでいる場所に、もともと住んでいた人がいて
その人が帰ってきてまた住みたいからあなたたちは別の土地に移動してと言われ、
新しい住む場所を用意するからと。承諾したら
そこは辺鄙な場所で、もともと住んでいた場所には自由に戻ることもできない。



もっと複雑でややこしいと思うけど、パレスチナ問題。
共存はやはり、出来ないのだろうかと思ってしまう。



ベツレヘム内をTaxiでまわる。




コンクリートの無機質な柵がずっと建てられている。所々に見張り棟もある。







人々の思いがアートとなって溢れているように思えた。
バンクシーの作品はその中でも有名だ。




個人的にはこのメッセージアートが一番好き。爆弾の代わりに花束を。




ベツレヘムからヘブロンにも行ってみることにした。

名前は憶えていないが展望台のような場所。





全体的に景色が茶色い。所々ある緑がとても鮮やかに見える。



イブラヒムモスクの内側を見にいく。ひっそりしていて、綺麗な内側だった。




ヘブロンの街は石畳があったり可愛らしい外観の建物があった。




The タイルアート。






ベツレヘムに戻り、降誕教会の横の聖カテリーナ教会。




キリスト教にかかわる聖地の巡礼に来ている欧米の方々が
こちらの小さい穴?門?をくぐっていた。パワースポットなのだろう。




聖母マリアが窓から。。。




ベツレヘムキリスト教に聖地に関わるものが多々あった。
パレスチナ自治区イコールイスラム教社会と勝手に思っていたので、
良い意味で期待を裏切られた。ベツレヘムを見にいけてよかったと思う。



エルサレムではファラフェルとホンモスとサラダのリーズナブルなセットをよく食べていた。
毎日食べても飽きないくらいお気に入り。





イスラエルからの出国は、入国に比べるとあっさりしていてすぐ終わった。
ヨルダンの入国もすんなりだった。


問題は、ボーダーから市内までの移動手段。
バスがないので、タクシーかセルビスとなる。


入国手続きが終わり、ゲートから出ようとしたら警備の人が、
あっちに市内までのセルビスが待ってるよと教えてくれた。
それがなかったら、ゲートを出たとたんにタクシードライバーに囲まれて
セルビス乗り場までたどり着けなかったと思う。