-Jordan- ワディラム

ペトラ遺跡が鉄砲水のため封鎖されて1日あいてしまった。
2日券で購入したペトラ遺跡のチケットの有効をオフィスで確認した後、
特に予定を決めないまま街を少し歩いていると、何人かに声をかけられた。

暇そうにしているのがわかったのだろう、ワディラムの話にのってみることにした。
行く予定ではなかったが、日帰りでショートコースもあるとのこと。

早速、午後から行くことになった。
往復の車と入場料込みでJD80、ワディラム内をおよそ2時間くらい見て回るコース。

チケットオフィスからして素敵な場所にある。

ピックアップトラックの荷台に乗りまわっていく。

最初から、絶景。

岩が風化して砂漠化がすすんでいるのだろうか。

先に進んでいく。

岩場の隙間からの絶景。

砂漠にはやっぱりラクダが最強のお供になるのだろう。
たくましく、神々しい。。。

このあたりの岩場で、お茶にする？と言われ、
ピックアップトラックを運転し案内してくれているベドウィン族のおじさんが
枯れ枝を集めてお湯を沸かし始めた。
砂糖がたっぷり入った、ハーブティーを入れてくれた。

TOYOTAのCMになりそうなロケーション。

岩に人影が。

夕陽の時間になってきた。
砂漠が赤く輝きだす。

宿泊してワディラムのもっと奥まで行ってみてまわるのも楽しそうだ。
Wadi Rumは予想よりも、良いところだった。また泊りで再訪したい。

ワディラムを満喫し、夕食もtake awayのシャワルマを買って帰ってきた。
食べ終わって、荷物の整理をし始めたら、

財布がない。

どこで落としたのか、なくしたのか記憶をたどる。
最後にレストランで会計はしたからそこまでは確実にあったはず。

車の中か、レストランかの2択だ。

この時に宿泊してたホテルのスタッフの力(アラビア語）も貸してもらい、
両方とも電話してきいてみたが、見つからないと言われた。
忘れたほうが悪いので、これは仕方ない。
今までいろいろな国を旅してきたが、財布をなくしたのは初めてだったので、
ショックも大きかった。日本でも今までなくしたことはなかったのに。

まだ旅行も始まったばかりで、クレジットカードがなくなったのはとても痛手だ。
とりあえず、カード会社と銀行に電話してカードをとめてもらう。
運転免許証は帰国してから、再発行。

まだ両替をしていない現金を荷物の中に保管していたので、
それで残りの日数もつか再計算する。この後物価の高いイスラエルも控えている。
日割り計算したところ、贅沢しなければなんとかこの旅行期間中はしのげそうかな。

お金が足りないようならかすから遠慮せず言ってと、
ホテルスタッフに言われて感動した。
自分が逆の立場なら、返ってくるかわからないし、その言葉は躊躇する。

この後、大きなハプニングなしで旅が続けられますよーに